忘年会のお知らせが新聞の一面になる? -- 幹事さん必見、『忘年会新聞』が面白い!

12月も半分が過ぎ、忘年会シーズン突入。カレンダーに社内や取引先との忘年会の予定が埋まっていく人も多いのではないだろうか。また、忘年会を仕切る幹事の役目になり、場所選びや参加者への奔走する人もいるはずだ。

最近の忘年会のトレンドは、仲の良い友人や知人はもちろん、会社でも仲の良いメンバーで集まったり、女性だけで集まって開催される”女子会”など、仲間で楽しむことが多くなっているようだ。

仲の良いメンバーで集まる忘年会だからこそ、”どうせやるなら、徹底的に楽しみたい”と思う人も多いはずだが、そのようなニーズにも応え、かつ忘年会の用意に追われる幹事をサポートする、便利でユニークなサービスが今年密かな話題になっている。それが、グルメ情報サイト『ホットペッパー グルメ』が提供している『忘年会新聞』だ。

この『忘年会新聞』は、簡単な情報をウェブサイトから入力すると、その情報を新聞の一面風に仕上げ、予約したお店の情報をお知らせしたり、忘年会のレポートをすることができるコンテンツジェネレーターだ。いつもはメールなどで事務的に行なっている忘年会前後のコミュニケーションを、それ自体を”ネタ”として楽しみ、かつ伝えたい情報も盛り込める手段として、忘年会の幹事をサポートしてくれる存在だ。受け取った参加者も、忘年会に向けてテンションが上がること間違いなしだろう。

この『忘年会新聞』では、忘年会の開催を仲間に告知するために活用できる「お知らせ版」と、撮影した写真などを合成して楽しかった忘年会を振り返ることができる「レポート版」の2種類の新聞を作ることができ、その作り方はいたって簡単だ。

まず、忘年会の告知をする「お知らせ版」を作る場合、入力フォームから予約したホットペッパー グルメの店舗情報を選び、あとは開催日時、忘年会タイプ(仕事仲間、プライベート仲間、女子会仲間、など)、忘年会の雰囲気(カッチリ系、まったり系、ドキドキ系など)を選択し、幹事や参加者の名前などを入力するだけで完成だ。完成した新聞は「HOT PEPPER Gourmet Times」という名前で発行され、紙面では入力したお店の情報や幹事、参加者の名前などが記事となって、自分だけの新聞が出来上がる。

新聞の見出しは忘年会の種類や雰囲気によって約50種類があるようで、何回作っても楽しむことができる。例えば、幹事が佐藤さんの場合「女子会仲間」で「カッチリ系」な忘年会であれば、『佐藤女子部設立に意欲 ガールズトークで本音さく裂か』、「男祭り」で「ガツガツ系」なら『幹事佐藤 合コン風を提案 「どうせやるなら」とブッキング』、「仕事仲間」で「まったり系」なら『佐藤 翌日の午前休を申請 しかし申し立ては通らず』といった風に、幹事の名前とともに、思わず笑ってしまうような見出しが合成され、インパクトも絶大だ。

見出しや記事の内容はあくまでフィクションだが、どれも非常にユニークで、まるで幹事である自分自身や参加者が新聞の紙面上で”話題のひと”になったような感覚を体験することができる点が大変面白い。

ちなみに、忘年会の終了後に発行する「レポート版」を作成する場合も基本的な要領は一緒だが、「レポート版」ではさらに忘年会で撮影した写真を新聞に合成することができたり、また、「レポート版」の見出しはスポーツ新聞のようにもなっており「お知らせ版」とはまた違う楽しさを体験することができる。

作成した『忘年会新聞』は PDF でダウンロードすることができ、印刷して職場内で配布することができるほか、ソーシャルメディアとの連結も簡単にできる。幹事が参加メンバーに開催を連絡したり、参加直前に自動でリマインドメールも届くため、このようなツールを使うことで手間が大幅に省けるだろう。また、開催したあとに活用すれば、自分たちの忘年会の様子を新聞として仲間に共有して、いろいろなツッコミをもらったりと何気なく毎年開催している忘年会を印象深いものにできるだろう。

この『忘年会新聞』は既に多くの忘年会幹事に活用されているようで、ウェブサイトで公開されている『みんなの忘年会』を見てみると、同じ幹事でも様々なパターンの見出しで『忘年会新聞』を作り、楽しんでいる様子も伺える。今年の冬に忘年会の幹事という大役を任された人は、多くの人に忘年会というイベントを楽しんでもらうための斬新な手段として、『忘年会新聞』を活用してみてはいかがだろうか。