昨年のパソコン国内出荷、過去最高 1086万台に

 電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した2011年のパソコン国内出荷台数は前年比1%増の1086万台となり、現行の統計方式になった07年以来で最多を記録した。個人向けで年末商戦の新製品販売が好調だったほか、法人向けの更新需要にも支えられ、12月の出荷台数が前年同月比13・6%増(116万9000台)に上ったことなどが寄与した。

 出荷台数が1000万台を超えたのは2年連続。一方で単価は下落基調に転じ、国内出荷金額は9・9%減の8707億円だった。

 調査は、主要メーカー12社を対象に行った。