通信障害、ドコモ「回復」…252万人が影響

東京都内で25日朝からNTTドコモの携帯電話「FOMA」で通話やメールがつながりにくくなっていた通信障害は、発生から約4時間40分後の同日午後1時10分頃に復旧した。東京都千代田、新宿、世田谷、江東など計14区で最大252万人が影響を受けた。総務省は同社に対し、原因の調査と報告を行うよう求めた。

 同社によると、都内でデータ通信を制御する「パケット交換機」と呼ばれる機器が故障、メールやインターネットが通じにくくなった。機器への負担を減らすため、通信の一部を規制したところ、音声通話にも影響が出たという。

 同社は「お客様に多大なご迷惑をおかけして申し訳ない。原因究明を行うとともに、再発防止に取り組みたい」としている。